出産、進学など「何度あっても嬉しい」お祝いの際に、何度でも結べるほどけやすい＜紅白蝶結び＞で表します。（花結びとも呼ばれます。）慶事では、奇数（3本・5本・7本）の水引を用います。3本結びは5本を簡略化したものです。7本結びは5本をより丁寧にしたものです。ささやかな贈り物や、ちょっとしたお礼の際（大げさにしたくない場合）には、表書きや名入れをしない無地熨斗を使用することがあります。

婚礼関係では、「二度と繰り返す事のないように」「一生涯結ばれる」という想いから、一度結ぶとほどけない＜結び切り＞で表します。2組の家族が手を取り合って縁を結ぶことから、水引は奇数の5本を2倍にして、10本を用います。

御見舞や快気祝いなど、「重ねて起きてほしくない」という想いを込めて、一度結ぶとほどけない＜結び切り＞で表します。奇数（5本・7本）の水引を用います。

香典返しや御供など、「重ねて起きてほしくない」という想いを込めて、一度結ぶとほどけない＜結び切り＞で表します。奇数（5本・7本）の水引を用います。弔辞用の水引の色には白黒や紫銀があります。地域や宗教によって水引の色やデザイン（黄白・蓮の花）に違いがあります。

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